Painting and poetry絵と詩

HONOHEN
“ほのへん”

ストリートと呼ばれるほど格好よくはなく。
ネオンと呼ばれるほど光りはなく。
街と呼ばれるほど賑わいも少なく。
何もないわけではではなく。
何者もいないわけではなく。
何もしないわけではなく。
やめず、あきらめず、己と戦う。
今までもこれからも数秒にかける美学。
ほのへん、変わらず出会う、ほのへん。

「冬〜」

春夏秋冬、繰り返し振り出し。
時に嘆き、叫び、その分前に。
貴方も続け、私も続け。
貴方も向き合い、私も向き合い試し合い。
春夏秋冬、繰り返し振り出し。
時に見誤り、悔やみ、その分前に。
あの時があって良かったと今は笑う。
ありがとうとまた彷徨う。
春夏秋冬、繰り返し振り出し。
小さな街でも欲は深く。
行き着く先は未だに見えず。
楽しむ先の挟間人。
春夏秋冬、繰り返し振り出し。
同じ時を過ごした人。
これからも過ごす人。
あの時に繋がった事、人と人、そしてまた出逢おう。
巡り続ける、先の何処かで。

「街へ」

小さい街、大きい街、街は街いる人達。
小さいなり大きいなり、あり続けるこの形。
変わる早さは其々違い、残り続けるこの形。
条件変われば、其々違い。
同じ事でも、また違い。
小さい街、大きい街、街は街いる人達。
小さいなり大きいなり、あり続けるこの形。
流れの中で、形は変わり。
違う形をまた使い。
見方を変えれば、同じも違い。
広がる楽しみ、残る意味。
小さい街、大きい街、街は街いる人達。
小さいなり大きいなり、あり続けるこの形。
赴き挑み、仲間と出会い。
今の姿でまた集い。
繰り返し、振り返り、迎える朝、それじゃまた。

「試」

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踊る阿呆と見る阿呆。
試し続ける可能か不可能。
やりたい、のりたい、はたまた見たい。
続ける者達の話。
久しぶりの再会、変わらぬ好き者。
皆で一つの線を作る。
毎回良くなる、それでも遠く。
近くに見える、それでも遠く。
一人の声で腹を括る。
次こそ、次こそ、次こそ…。
長丁場、皆で一つの線が出来る。
掛け替えのない時。
好き者達と喜び、また散り散り。
次も、次も、次も…。
今も欲は、付かず離れず。
また夏の陽射しを感じたい。
踊る阿呆と見る阿呆。
試して見える可能か不可能。

「花」

2016hal

二年前に蒔いた種。
一年目で芽が出、少し枯れ。
二年前に蒔いた種。
春から花咲き、夏も咲く遅咲き。
蒔いた場所には山。
蒔いた場所には川。
この場所から、好きな人達を伝えゆきたい。
変わらず蒔かねば、先は分からない。
好きな人が好き。
咲いた花は、好きな人の方を向き。
四季ある国で、今も続き。
今日も又、向き合い感じたい。
遅い、早いは気にしない。
時代は進み、便利になり。
便利を使い、人を忘れない。
三年目も咲く楽しみな花。
同じではない、遅咲きの花。
何も変わらず打ち込む仲間。

宴(utage)

嬉しいぐらい、変わってない。
人と人の距離が近く。
心と心を今も繋ぐ。
嬉しいぐらい、変わってない。
挑む者と楽しむ者。
宴と言う、一つの出来事。
ここにしかない、本当の事。
再会を喜び、楽しみ。
初めましてで、遊び、楽しみ。
限られた時を、共に過ごす。
志、下の心はこの場に残す。
言葉を使い、想いを伝える。
前に行動、後は繰り返す。
挑めるならば、先ずは挑む。
嬉しいぐらい、変わってない。
すぐ近くで、色々な人(志)が揃う。
だからこそ、夢み、挑み、また訪れる。
嬉しいぐらい、変わってない。
環境・状況は、自分次第。
繰り返す宴、一歩ずつ前に。
伸るか反るか、伸って反ってそれでも前に。

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DORCUS TOP BREEDING SYSTEM -WAUM- “TSUNAGARI”

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http://www.dorcus-tbs.com/

DORCUS TOP BREEDING SYSTEM -WAUM- “TSUNAGARI”

プリント
http://www.dorcus-tbs.com/

門

緑から

引き継ぐべき事を見定め。

引き継ぐべき人を纏い絡め。

まるでそれが、無かった事にならぬ様。

人とは器用、それとも不器用。

格好だけなら、それでも良い。

自分一人だけなら、それでも良い。

輪生む、絡めゆく人生。

好きだからこそ、胸張り堂々。

続ける仲間へ、出来る仲孝行。

その分、覚悟は必要。

やり続ける事を見定め。

動き続ける人を纏い絡め。

まるでそれが、無かった事にならぬ様。

積み重ね続ける信用。

貴方は器用、それとも不器用。

残る人とこのまま生きたい。

皆で進む、先を見たい。

外に憧れ、内も外だと知れ。

地元の仲間、地元の皆。

満ちるではなく、時を満たす。

描く円、見えません。

何か捨てねば、先は見えません。

散る時は散る。

人が生きるを知る為に人とは生きる。

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命

輪生むの絵と詩

2010年より詩を描き始め、2012年に詩集「輪生む」を日本文学館から出版。 カバー絵は濱田 太郎。 その後もお互い、継続して絵と詩を描き続ける。 そんな日常より生まれた一つの形。