ストリートと呼ばれるほど格好よくはなく。
ネオンと呼ばれるほど光りはなく。
街と呼ばれるほど賑わいも少なく。
何もないわけではではなく。
何者もいないわけではなく。
何もしないわけではなく。
やめず、あきらめず、己と戦う。
今までもこれからも数秒にかける美学。
ほのへん、変わらず出会う、ほのへん。
春夏秋冬、繰り返し振り出し。
時に嘆き、叫び、その分前に。
貴方も続け、私も続け。
貴方も向き合い、私も向き合い試し合い。
春夏秋冬、繰り返し振り出し。
時に見誤り、悔やみ、その分前に。
あの時があって良かったと今は笑う。
ありがとうとまた彷徨う。
春夏秋冬、繰り返し振り出し。
小さな街でも欲は深く。
行き着く先は未だに見えず。
楽しむ先の挟間人。
春夏秋冬、繰り返し振り出し。
同じ時を過ごした人。
これからも過ごす人。
あの時に繋がった事、人と人、そしてまた出逢おう。
巡り続ける、先の何処かで。
小さい街、大きい街、街は街いる人達。
小さいなり大きいなり、あり続けるこの形。
変わる早さは其々違い、残り続けるこの形。
条件変われば、其々違い。
同じ事でも、また違い。
小さい街、大きい街、街は街いる人達。
小さいなり大きいなり、あり続けるこの形。
流れの中で、形は変わり。
違う形をまた使い。
見方を変えれば、同じも違い。
広がる楽しみ、残る意味。
小さい街、大きい街、街は街いる人達。
小さいなり大きいなり、あり続けるこの形。
赴き挑み、仲間と出会い。
今の姿でまた集い。
繰り返し、振り返り、迎える朝、それじゃまた。
踊る阿呆と見る阿呆。
試し続ける可能か不可能。
やりたい、のりたい、はたまた見たい。
続ける者達の話。
久しぶりの再会、変わらぬ好き者。
皆で一つの線を作る。
毎回良くなる、それでも遠く。
近くに見える、それでも遠く。
一人の声で腹を括る。
次こそ、次こそ、次こそ…。
長丁場、皆で一つの線が出来る。
掛け替えのない時。
好き者達と喜び、また散り散り。
次も、次も、次も…。
今も欲は、付かず離れず。
また夏の陽射しを感じたい。
踊る阿呆と見る阿呆。
試して見える可能か不可能。
二年前に蒔いた種。
一年目で芽が出、少し枯れ。
二年前に蒔いた種。
春から花咲き、夏も咲く遅咲き。
蒔いた場所には山。
蒔いた場所には川。
この場所から、好きな人達を伝えゆきたい。
変わらず蒔かねば、先は分からない。
好きな人が好き。
咲いた花は、好きな人の方を向き。
四季ある国で、今も続き。
今日も又、向き合い感じたい。
遅い、早いは気にしない。
時代は進み、便利になり。
便利を使い、人を忘れない。
三年目も咲く楽しみな花。
同じではない、遅咲きの花。
何も変わらず打ち込む仲間。
嬉しいぐらい、変わってない。
人と人の距離が近く。
心と心を今も繋ぐ。
嬉しいぐらい、変わってない。
挑む者と楽しむ者。
宴と言う、一つの出来事。
ここにしかない、本当の事。
再会を喜び、楽しみ。
初めましてで、遊び、楽しみ。
限られた時を、共に過ごす。
志、下の心はこの場に残す。
言葉を使い、想いを伝える。
前に行動、後は繰り返す。
挑めるならば、先ずは挑む。
嬉しいぐらい、変わってない。
すぐ近くで、色々な人(志)が揃う。
だからこそ、夢み、挑み、また訪れる。
嬉しいぐらい、変わってない。
環境・状況は、自分次第。
繰り返す宴、一歩ずつ前に。
伸るか反るか、伸って反ってそれでも前に。
引き継ぐべき事を見定め。
引き継ぐべき人を纏い絡め。
まるでそれが、無かった事にならぬ様。
人とは器用、それとも不器用。
格好だけなら、それでも良い。
自分一人だけなら、それでも良い。
輪生む、絡めゆく人生。
好きだからこそ、胸張り堂々。
続ける仲間へ、出来る仲孝行。
その分、覚悟は必要。
やり続ける事を見定め。
動き続ける人を纏い絡め。
まるでそれが、無かった事にならぬ様。
積み重ね続ける信用。
貴方は器用、それとも不器用。
残る人とこのまま生きたい。
皆で進む、先を見たい。
外に憧れ、内も外だと知れ。
地元の仲間、地元の皆。
満ちるではなく、時を満たす。
描く円、見えません。
何か捨てねば、先は見えません。
散る時は散る。
人が生きるを知る為に人とは生きる。
2010年より詩を描き始め、2012年に詩集「輪生む」を日本文学館から出版。 カバー絵は濱田 太郎。 その後もお互い、継続して絵と詩を描き続ける。 そんな日常より生まれた一つの形。