石の上にも三年

2011/01/9

       ~とある祈りの時間~

目に映るもの全てに興味と好奇心を抱く一人の少年

彼は1つをやり遂げる事が苦手であった
学校の宿題にしろ、ゲームにしろ、スポーツにしろ、何でも興味本位、とりあえずやる事が大好きなだけに、宿題をしているとゲームもやりたくなり、友達が誘いにくるとそっちのけで遊びに

すぐに思考回路がポンポン変わるため、どーしても一つを完成させる事が出来なかった

そんな彼だが唯一「楽しい」「感動」と言う感情だけは何をする時も常に持っていました

周りから見れば全てがいっちょかみ、自分の意思をもっていない子と思われているかもしれません

それでも彼は興味の沸くもの感動するものには全霊を注いで目をキラキラさせるのでした

ある時巨大な岩を見つけ「でけー!こんなデカイ石初めて見た!」
とはしゃぎ、とりあえず上ってみるのでした

岩の上に上がると満天の星、見渡せる街、心地よい風

心に様々な感動を得た彼「うわ~気持ちいい~。星ってこんな多いんや~。あれが北斗七星か~ってか見える全部に名前あるんやな~凄いな~」

いつしか岩に上がるのが習慣に

そして季節が変わったある日

「おっ石ってこんな冷たかったっけ?」

冷えた石はさすがにちょっと座るのも躊躇したものの星見たさと冷えた石から伝わる温度を体感したいとゆー感情で上に上がり

「うぅ~さむ~!ケツが冷える~!あれっ?星の位置がめっちゃ変わってる!」

とまたいつも通り天体観測をしていた彼は何時間か過ぎある事に気付くのでした。

「あれっ?ケツが冷たくない」

自分の体温が岩に伝わり、暖かくなっているのに気付いた彼

「おおっ!まさに石の上にも三年!すげー!石と一体化してる~!」

気付かずとも石の上にも三年を体感した彼

石の上にも三年と言えば「苦しくても、大変でも辛抱していたら報われる」であるが、興味や感動、好奇心があれば石の上なんて苦痛でもない

彼はこの先もひたすら感動、好奇心を忘れずのめり込んでいきました。

そんな彼は苦行も苦痛もその先の感動があるなら笑顔に変えて乗り越えれるとゆー境地にたっしていくのでした。

そんな毎日岩に登る彼を人々は「修行僧」と思っていましたとさ。

2011/01/9 | posted by 花太郎 | BLOG

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