~見える物より視る~
不自由なく過ごす事
富、名声、地位、権力、手に入らない物がない事に不自由を感じる
着飾る事で見える姿
着飾る事で失う姿
見える物への執着心に感じる心の羞恥心
窓から見下ろす街を見て、
不自由のない自分に自由がないと
本当の自由はここにはないと
手に入るものは自分を着飾る事ができる物のみ
空や太陽は平等に命を与えている
雨に打たれても雨は乾く
着る事はできない
空の色に心が浸食されていく
見える物より視る事の大切さに辿り着いた王
視る事で開眼した心の目
人の価値は見る事で変わるが視る事で更に変わる
この日から王の姿は宮殿の何処にも見当たらなくなったとさ
出家の語源はここからなのかどーかは定かではございません