装飾

2011/02/27

         ~見える物より視る~

不自由なく過ごす事

富、名声、地位、権力、手に入らない物がない事に不自由を感じる

着飾る事で見える姿

着飾る事で失う姿

見える物への執着心に感じる心の羞恥心

窓から見下ろす街を見て、

不自由のない自分に自由がないと

本当の自由はここにはないと

手に入るものは自分を着飾る事ができる物のみ

空や太陽は平等に命を与えている

雨に打たれても雨は乾く

着る事はできない

空の色に心が浸食されていく

見える物より視る事の大切さに辿り着いた王

視る事で開眼した心の目

人の価値は見る事で変わるが視る事で更に変わる

この日から王の姿は宮殿の何処にも見当たらなくなったとさ

出家の語源はここからなのかどーかは定かではございません

2011/02/27 | posted by 花太郎 | BLOG

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